環境に優しい再生可能、持続可能エネルギーシステム

鳴海大典教授 環境情報研究院

人間活動を維持するためにはエネルギーを消費しなければなりません。しかしながら、エネルギーを消費することは資源枯渇や地球温暖化などの地球規模の環境問題を引き起こすだけでなく、ヒートアイランド現象や大気汚染などの地域(都市)規模の環境問題も引き起こします。鳴海研究室では、持続可能な地球を維持しつつ、快適な都市環境を実現するために、これから構築していくべきエネルギーシステムの在り方やその利用に関わるリテラシーを明らかにするための研究教育を行なっています。鳴海研究室が所属する環境情報学府・人工環境専攻・社会環境プログラムは経済学や心理学などの社会科学と環境学が融合することで、革新的技術を活かして経済的成果を確保すると同時に、環境とも調和するイノベーションの推進を図るユニークな教育・研究を展開しています。鳴海研究室でもこの特徴を活かし、工学的な技術評価のみならず、政策展開を視野に入れ経済性や受容性も踏まえた評価を行う文理融合型の研究教育にチャレンジしています。

都市環境・エネルギーシステム研究領域