材料と組織の計算力学

松井和己 准教授 環境情報研究院

コンピュータ性能の急激な進歩に支えられて,数値シミュレーションは現代の「ものつくり」に欠かすことのできない道具のひとつとなっており,これら数値シミュレーションの基礎となる学問分野が「計算力学」である.本研究室では,複数の物理現象が複雑に絡み合った「マルチフィジックス解析」や材料組織のようなミクロ場から構造物全体のマクロ場までを統一的に解く「マルチスケール解析」などを中心に,計算力学の基礎的な研究を行っている.