極度の貧困と栄養不良は依然として、多くの国々の発展を妨げる大きな障害となっています。2014年の時点で、主として環境破壊や干ばつ、生物多様性の損失の直接的結果として、7億9500万人が慢性的な栄養不良に陥っていると見られています。9000万人を超える5歳未満児が低体重です。アフリカでは、今でも4人に1人が空腹のまま眠りについています。 持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年までにあらゆる形態の飢餓と栄養不良に終止符を打ち、子どもや社会的弱者を始めとするすべての人が1年を通じて、栄養のある食料を十分に得られるようにすることを狙いとしています。そのためには、小規模農家の生活と能力を向上させ、土地や技術、市場への平等なアクセスを与えることにより、持続可能な農業規範を推進しなければなりません。また、国際協力によってインフラと技術への投資を確保し、農業生産性を改善する必要もあります。私たちは他のSDGsの目標も同時に達成することで、2030年までに飢餓に終止符を打つことができるのです。
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持続可能な開発目標の一覧
- 持続可能な開発目標の一覧
- 目標 1. 貧困をなくそう
- 目標 2. 飢餓をゼロに
- 目標 3. すべての人に健康と福祉を
- 目標 4. 質の高い教育をみんなに
- 目標 5. ジェンダー平等を実現しよう
- 目標 6. 安全な水とトイレをみんなに
- 目標 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 目標 8. 働きがいも経済成長も
- 目標 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 目標 10. 人や国の不平等をなくそう
- 目標 11. 住み続けられるまちづくりを
- 目標 12. つくる責任 つかう責任
- 目標 13. 気候変動に具体的な対策を
- 目標 14. 海の豊かさを守ろう
- 目標 15. 陸の豊かさを守ろう
- 目標 16. 平和と公正をすべての人に
- 目標 17. パートナーシップで目標を達成しよう
- 横浜国立大学のSDGsに関する取り組み